No.10　ＸＸ月ｘｘ日（土曜日）　晴
	えーと、印鑑は持ったし、手付金100万円と仲介手数料の半金は入れたし、あとは忘れ物無いよね。落とさないように行かなくっちゃ！
	不動産会社の営業マンＡさん 今日はお忙しい中、ありがとうございます。こちらが売主さんのUさんです。こちらが買主のＭさんです。早速ですが、重要事項の説明を行います。・・・
	ファイナンシャルプランナーのＦさん 重要事項説明をするには、宅地建物取引主任者の証明を提示して行わなければなりません。難しい言葉とか出てきますから、説明の途中でも遠慮せず疑問に思ったことは質問しましょう。初めてこのような契約をするわけですから、わからないのは当然です。 重要事項説明のポイントは前回ご説明したとおりです。 資料室参照
	では、これで終わりです。 説明を受けたと言うことで、こちらに、署名・捺印をお願いいたします。
	なんだか、緊張しますね。これで、おしまいですか。
	いえ、今度は契約書です。・・・・
	こうして、Ｍ子さんは、緊張しながらも、 無事契約を終えることができました。 よかったですね。
	さて、契約が終わったところで、住宅ローンの申し込みに行かなくてはなりません。ご本人が行くことが原則ですから、平日に時間をとっていただくか、このＲ銀行なら土曜日に営業していますから、来週の土曜日にでも、窓口へ行っていただくようになります。 先日、お渡しした書類に書いておいた、所得証明等揃えていただいて、印鑑を忘れずお持ちください。
	では、土曜日に行くことにします。
	○○時に、銀行のロビーでお待ちしてますので、よろしくお願いいたします。
	えっ、一緒に行っていただけるのですか。ちょっと不安だったので、安心しました。こちらこそよろしくお願いいたします。
	ファイナンシャルプランナーのＦさん 住宅ローンを申し込んでから、だいたい2週間くらいで、結論が出ます。申し込み時に不備書類等があれば、それが揃うまで貸し付けの承認は出ませんから、ちゃんと書類を揃えて申し込みましょう。 また、今は金融機関によって、いろいろな商品が出てますし、また、金利の方も、固定や変動、固定変動選択方式などありますから、自分のライフスタイルによって、選択しましょう。 　用意するものは（金融機関によって異なります。） １．身分証明書（運転免許証やパスポート等写真付きのもの） ２．実印 ３．印鑑証明 ４．所得証明（役所が発行したもの） ５．住民票 ６．健康保険証（勤続年数の確認のため必要） ７．売買契約書・重要事項説明書と付属書類 ８．購入する不動産の登記簿謄本又は登記証明書 ９．購入する不動産の建物図面・間取図・測量図・公図など 売買契約を締結したときに不動産会社から受け取ったもの全部を持っていけば上記７〜９は揃うはずです。
	これで、住宅ローンの方も何とかなりそうですね。 でも、借り入れOKになるのでしょうか？
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